JRC 蘇生ガイドライン2010が出版されました!

2016年2月28日 - Less than a minute read

平成23年10月28日

JRC 蘇生ガイドライン2010が出版されました!

JRC蘇生ガイドライン2010および救急蘇生法の指針が、10月15日付でへるす出版から発刊されました。全国の書店、またはインターネット販売で好評発売中です。

多くの学会の協力の下、120人余りの編集委員がAll Japanの体制で取り組んできました。日本のevidenceを取り入れる努力も重ね、CoSTRを順守しながら日本の地域性・特徴も十分盛り込んだガイドラインとなり、全体で420ページを超す内容の濃いものとなりました。
今回からEITの章が新たに加わりましたが、これは2000、2005ガイドラインが出版されたにもかかわらず、突発心停止の生存率の改善に目立った進歩がないことから、ILCORがCoSTR2010で特に新たに章を立てて強調した内容であります。これは地域ごとに違いがあり、JRC ガイドラインでは日本の地域性を強調した内容になっております。
また神経蘇生は、AHAガイドラインではStrokeとした章を、神経全般で蘇生の立場から取り組んだ内容の章です。ERCガイドラインではこの章はありません。
JRCはRCAの下部団体として、この度の2010版よりJRCガイドラインを作成できることになりました。CoSTRに準拠した日本版ガイドラインを初めて日本語で出せたことを誇りに思います。本来でしたらRCAガイドラインがあってJRCガイドラインを作成するのが筋ですが、RCAの体制が整わないうちに日本のガイドラインの製作体制が先に進み、RCAガイドラインが後になりました。ILCORに加入しているのはRCAですので、JRC ガイドラインを基にしてどんな形ででもRCA ガイドラインを作成することが急務です。それを主導、手助けするのがJRCの責任であると思いますので、JRCガイドラインがそのたたき台となることを願っています。
最後になりましたが、このガイドラインの作成に携わってくださった共同議長、共同座長、編集委員、委員を推薦下さった学会各位に心から御礼申し上げます。

日本蘇生協議会(JRC)
会長 岡田 和夫